というのは数秘術を習い始めるまでの僕の意見でした(笑)
数秘術ではその人が目標にするといいこと、その人ががんばるといいことなどを見ていきます。当然占いによくある性格というのも見ます。深層心理的なものです。
でも、使うのは基本的に1~9までの9つの数字なんですよね。ということは、性格なら1~9までの9パターンしかないのか?という話になると思います。ごもっともです(笑)
でも、実は違うんです。
山田太郎さんという方を例にしてみましょう(もし読んでる方で山田太郎さんがいたらすいません)
数秘術では
YAMADA TAROとし、これらを数字に変換して見ていきます。深層心理を見る時はその方の母音にあたる部分を使わせて頂きます。
YAMADA TAROさんなら、YAMADA TARO、つまりAが4つ、Oが1つです。
これを変換すると、Aは1、Oは6なので(文末の数秘術アルファベット変換表をご参照ください)それらを足していき
1+1+1+1+6=10
数秘術では基本的に1ケタで見るので10は更に分解し
1+0
として考えます。なので
山田太郎さんの深層心理は1+0=1、「1」になります。
1は独立心だとかリーダーシップというものにあたるわけですが、山田太郎さんは
1という数字を4つ、6という数字を1つ持った上で1という深層心理になっている
と考えます(難しいですね)
つまりこの時に出てきた数字の
- バランス
- 回数
- 順番
などをトータルで見て加味して考えていくので単純に山田太郎さんは独立心の強い方です、ということではなくなります。
このあたりが数秘術師の腕の見せ所になります。
だから、人の数だけパターンがあるので1~9の9通りしか性格がない
というわけではないのです。
これで少しわかっていただけたでしょうか?
ぜひぜひ数秘術の世界を楽しんでいただけたらと思います。
数秘術アルファベット変換表
1 2 3 4 5 6 7 8 9
A B C D E F G H I
J K L M N O P Q R
S T U V W X Y Z
例)C,L,Uは「3」として変換
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